うちのニンジンを食べた方々からは
「昔食べてたニンジンの風味で懐かしいの」
と言っていただくことがよくあります。
それは昔ながらの固定種を育てているから、
というのがいちばんの理由かなと思います。
激しい気候変動や病害中の発生、その中でどうやって野菜を栽培していくか
というのは、農業をしていく中で常に解決策を考え
試行錯誤しながら乗り越えようとしている壁のようなものですが
その解決の一端でもあるのが、栽培しやすく品種改良された野菜たちなんですね。
それについては賛否両論いろいろ、何が良い悪いということは無く
どんな野菜をどのように栽培するかは農家さんごとに違うので
全くひとくくりにはできない話ですが
ことニンジンに関してうちの畑では、
数ある品種の中から固定種、在来種の種を選んで栽培するようにしています。
それは単に作りやすさという点ではなくて
私自身が、味が濃くて香りの強いニンジンが好きだから、という理由からなんです。。。^ ^
話が始めに戻りますが
そういったことから、懐かしい味、昔のニンジンの香り、ときっと感じていただけているんだと思います。
間引きが遅れたことで小さく育った今季のニンジン。
すごくちっちゃいのまで美味しいので、そのまま直売に出そうと思います。
柔らかくて風味の濃いニンジン、
見かけたらぜひぜひ食べてみてくださいね!
藤沢市内、ぬくもり畑より。。。