この場所が畑になる前は、10年ほどの間に増え広がった葛がこんもりと生い茂り、土が見えない状態でした。
その葛のツル茎を刈っていき、下にある土がだんだんと見えてきた時のなんとも言えない嬉しさと熱い想いは今だ鮮明に残っています。
思えばタフな作業でしたが^^; ここまでして開墾するのはなぜ?
農業を始めたいというのはもちろんでしたが、それ以前に
この土に触れたい! 土と向き合いたい! という想いがとても強くありました。
これは理屈ではなくて感覚的なものだという気がします。
なので、ちょっと説明が難しいのですが。
そして今、こうして土に触れている一体感がとても幸せです。
農業は実際に大変なことも多いのですが、土に対するこの感覚が畑に向かう私の機動力になっているのは確かです。
農業、師、土地とのご縁。
ご縁をつないでくださった方々。
野菜を求めてくださる方々の存在。
農業を続けられる環境そのものに感謝です。。。