畑のようす

風がある時のマルチ張り

以前に何度か書いたことがあったかもしれませんが

 

農業を始めて回数を重ねてくると、だんだんコツをつかんでくるものがあって

 

そのひとつに、”風がやや強いときのビニールマルチ張り作業“  があります。

 

 

えっ?なにそれ?

風があるときにはマルチ張りなんてやらなきゃいいんじゃないの?

あおられて作業にならないでしょ⁈

 

って普通は思いますよね。

 

 

私も同感です。

 

できれば風が弱いときをねらって作業したいといつも思います。

 

 

けれど、

 

二足のわらじということもあって、そのタイミングを見計らっていたら農作業がなかなか進まないことになってしまうので

 

マルチ張りには向かないかなぁ〜というくらいの風でも

ちょっと余計に時間がかかってもトライしています。

 

 

ちなみに、うちにはまだマルチ張り用の便利な道具などがないので鍬を使っての手作業です。

 

 

 

はじめに、畝幅に合わせて鍬で溝を掘ったら

風向きを見て

まずは風上側の端っこをしっかりと土に埋めます。

 

 

土に這わせるようにして少しずつマルチを敷いていき

風上側の裾から重しの土を乗せていきます。

 

 

そのまま交互に両裾を埋めていくやり方が失敗が少ないと思いますが

 

そこまでの強風ではないという時は、重しの置き土をしながら張るやり方もおすすめです。

 

それは

間隔は狭めに点々と裾に土を乗せていき、できるだけ早く埋めていく張り方です。

 

 

どちらにしても、

 

 

土が乾いていて軽い場合は

土を多めに乗せながら上から足で踏み固めるように進んでいくと

かなりあおられにくくなります。

 

 

そして最後に

埋めた両端の土を、一線上に歩くようにして踏み固めておくとだいぶ安心です。

 

 

それでも飛ばされてしまう心配があるときには

張り終わったマルチの真ん中あたりに何ヶ所かに分けて土を乗せて重しにすると

ビニールが浮きにくくなります。

 

 

もし、土以外の物を重しにする場合は

強風でマルチ外に移動したり、マルチに刺さって穴が開いてしまったり‥‥

ということがない物を使うように気をつけてくださいね(^ー^)/

 

 

 

これまで、風がある時はざっとこんな感じで作業していてなんとかなっていますが

 

天候や風速によっては、もちろん途中であきらめて別の日に出直すこともあります。

 

 

 

農家ごと、たくさんのやり方がある中で

これはあくまでも私がやっているひとつに過ぎません。

 

ただ、

ビニールマルチを使ったことがなくて、これからマルチを張ろうかな、とか

風があるときのマルチの張りかたがよく分からない、という方の参考に少しでもなれば幸いです。。。

 

 

 

 

 

 

 

藤沢市内、ぬくもり畑より。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-畑のようす

Copyright© ぬくもり畑 , 2024 All Rights Reserved.