今シーズンのジャガイモは3品種。
ほぼ同日に植えてその後の経過を見ていると、品種ごとの違いがはっきりと出てきました。
この2品種はどちらも休眠が長めのタイプですが、奥の畝のジャガイモは特に長いようで、なるほど本当に芽が出るのが遅めです。
収穫後に少しずつ出荷できるようにと、こうして特徴の違う品種を植えているのですが
よくよく考えてみると休眠期間や成育スピードが早くても遅くても最終的にはジャガイモが出来てくる。
それは大きいのか小さいのか丸いのか楕円形なのかどんな色をしているのか個性もいろいろ。
どんな品種を植えるかは農家次第なわけですが、ジャガイモはその環境でそれなりに育つんですよね。
育つ過程では様々な手助けや管理が必要となり、こうして見ているとどうしても人と重なることが多いと感じてしまいます。
農業を始めて「待つ・見守る」ということを改めて考えさせられたこともそうです。
他の分野でもそうですが「育てる」ということに共通する部分は本当にたくさんあるように思います。
成育がゆっくりでも時期がくればそれなりに形になってくる。
このジャガイモもそのタイプ。
じっくり見守りたいと思います。。。