この畑に生える草の種類やその面積などは年月とともに変わってきています。
開墾して間もなくのころは背丈の高いイネ科の草が多く、夏場はものすごい勢いでした。
同時に、スギナも畑一面と言っていいほど密に生えて 野菜を作る側としてはかなり悩ましい状況でした。
そしてだんだんと背丈の低い草が増えてきて、畑として4年目に入ったこの春には当初よりだいぶ管理しやすい感じになってきています。
それは、土の性質が変わってきたことで生える草もそれなりの種類に取り変わってきたということのようです。
今春は、カラスノエンドウやホトケノザ、オオイヌノフグリが目立っています。
土の肥沃度としては、まだまだ十分ではないけれど以前からすればだいぶ良くなってきているということでしょうか。
これまでは上手く育たない野菜もあり、有機質の多い土に早く改善していかなくては!と焦っていました。
けれど、畑に生える草や野菜の残渣を土にかえしても育土に時間がかかり過ぎて循環が上手くいかず、生産量は横這いか緩やかに増えていくという感じでした。
本来なら何年かかっても当初のやり方で育土を続けたいという思いはありましたが
有難くも作った野菜を食べてくださる方々が増えるにつれて、もっと生産量を増やしたいという気持ちが強まり土づくりをスピードアップさせることにしたのです。。。
これまでの土台に今年からは植物性の自家製堆肥が加わり、畑の土がどれくらい変わっていくのか。
野菜や土に対する思いはこれまでと変わりませんが、また新たなスタートラインに立ったような感じもしています。
来年以降の草の様子もさらに変わっていくのかもしれませんね。。。